「波涛」とは、海上に現れる大きな波のことを言います。冬の能登の海に現れる大きな波と波の花をイメージし器に表現しました。輪島塗の深遠な色合いに金箔をあしらい、透明度の高い朱合漆で上塗りします。静寂感のある輪島塗のデザインに、金箔の色をさすことにより、器に生命の強さや躍動感が表れます。漆と金箔という日本の伝統的な技法の融合で唯一無二の輪島塗ができあがります。
「波涛」とは、海上に現れる大きな波のことを言います。冬の能登の海に現れる大きな波と波の花をイメージし器に表現しました。輪島塗の深遠な色合いに金箔をあしらい、透明度の高い朱合漆で上塗りします。静寂感のある輪島塗のデザインに、金箔の色をさすことにより、器に生命の強さや躍動感が表れます。漆と金箔という日本の伝統的な技法の融合で唯一無二の輪島塗ができあがります。
「 波涛」は、幾重にも漆を塗り、金箔を施し、最後にいち松が独自に調合した朱合漆で仕上げます。一工程一工程丁寧に作業された器は経年変化により、年を重ねる毎に色が変化し、表面に箔の持つ独特の風合いと相まってミステリアスな意匠が浮かび上がってきます。輪島塗の色の変化に長い人生を重ね、滋味を愉しんでいただければとおもいます。
「波涛」は、いち松の輪島塗のなかでも、最高級ブランドとして京都をはじめ、全国の有名料亭などでご利用いただいております。宴に供される器は一期一会のごとく、その都度違った表情で賓客の前に持てなされます。器にちなんだ四方山話を肴にした宴はきっと美酒佳肴にあふれることとなるでしょう。
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